生きていくということは、自分の道を歩いていくということです。私たちが誰かの道を歩くことはできませんし、誰かが代わりにあなたの道を歩いてくれることもありません。自分の道は自分で歩くのです。

病気にかかったとします。誰から、どんなに同情されても、症状が軽くなることはありません。誰かが病気を引き受けてくれることもありません。その病気は自分が克服する以外にないからです。

薬を飲みます。効かないと薬のせいにします。病院にかかります。快方に向かわないと病院のせいにします。医師のせいにします。


生きていくということは、自分で自分を励ましながら、自分の道を自分の足で立って、自分の足で歩いていくということです。そうするために、自分だけの魂がいてくれるのです。

ときには、難問が押し寄せてくることがあるでしょう。これは試験です。私たちがどう決意し、どう取り組むかの試験です。こころの次元の昇格試験だと心得ることです。

私たちが解決できないような問題は、出題されません。真正面から問題に取り組むことです。そっぽを向かないで、逃げ出さないで、放り出さないでください。
自分に出題された問題は、なんとしても自分で解決するという、その不退転の決意が大事なのです。

HMU 達弥西心