いずれも人生を生きていくうえで重要なテーマであるとともに、この世の常識とされていることと、こころの本当の思いとかけ離れているテーマでもあるものばかりです。
ということは、それなりにこの世で一生懸命、まじめに生きていても、たいていの人が生き方を間違ってしまう可能性がきわめて高いということでもあるのです。
その間違いやすい生き方を、どこがどう違うのかと重点的に押さえていってほしいのです。
それが学習のコツです。何を学ぶか、何を習うかです。もっとも間違いやすい点から重点的に次々に押さえていくのです。それが学習というものです。
たくさんのことを知っていなくてもいいのです。
どうでもいいことをたくさん知っていても、役に立ちません。ポイントは、自分が間違いやすい、あるいは今まで間違っていた箇所を謙虚な気持ちで改めて正していくために、学び習うのです。自分自身の生き方を省みる「反省」という姿勢をもって、学習に臨む人と臨まない人、その格差は次第に大きくなっていきます。